家は、トータルコストで「お得」を考えます。

断熱性能を高めて冬でも暖かい家にしたり、地震にも耐える高耐震の家にしたりするためには、
当然従来の「ふつうの家」よりも建築費が高くなります。

しかし、暮らしに掛かるお金は建築費だけではありません。

メープルホームの高性能な住まいは、
トータルコストで「お得」になる家づくりです。

金沢の注文住宅のコスト

POINT
その1
電気代・ガス代などの光熱費が安くなります。

従来の家はたくさんの熱エネルギーを家の外に漏らしてしまっていることをご存知でしょうか。家の表面、つまり壁や窓から熱はどんどん逃げてしまいます。寒くて暖房をつけるのに、家そのものが熱を蓄えておくことができないので1日中暖房を付けることになり、当然光熱費が上がります。

また、電気代がもったいないからと言って部分的な暖房をするのも日本の住まいの習慣です。扉を締め切って居間だけを温めたり、コタツから出られない状況になってしまったり、、これでは家の中の寒暖差が激しくなり、体にも負担が掛かります。(「健康と住宅の密な関係」はコチラ

断熱・気密性能が高い家は、家から“漏れる“エネルギーを最小限に抑えた住まいです。家全体をすっぽりと断熱材で囲み、冷暖房のエネルギーを外に漏らしません。それにより、我慢せずに、少ない光熱費で冬温かく夏涼しく快適に過ごすことができます。

金沢の工務店メープルホームのスタッフ
金沢の工務店メープルホームのスタッフ

お客様から、高性能住宅にして電気代を安くすると「何年ぐらいでペイできるの?」と質問を頂くことがあります。
答えは、入居直後からです。住宅ローンを組む場合、毎月「ローン返済額+光熱費」をお支払いになりますよね。住宅ローンの種類や返済期間にもよりますが、多くの場合入居直後から「ローン返済額+光熱費」の合計が、従来の家よりも高性能住宅のほうがお得になります。
また、小さなエネルギーで暮らせる高性能住宅は、将来電気料金が上がったとしてもその影響が少なく済みます。

POINT
その2
住まいを長持ちさせ、メンテナンス費用を最小限に抑えます

住まいのメンテナンスにはいくつか種類があります。家電や給湯などの設備のメンテナンス、壁紙や外壁など目に見える部分のメンテナンス、そして一番気を付けなくてはいけないのが、家の構造部分のメンテナンスです。

従来の木造住宅の場合、新築してから年月が経つと、構造材である柱や梁が腐る、床が沈む、断熱材が劣化して寒くなる、といった問題が起きます。そして数百万から場合によっては1000万円以上かけて大規模な修繕をするか、建て替えるか、という選択に迫られます。

木造住宅が痛む一番の原因は「水」です。屋根と外壁があるので、雨漏りや施工不良がない限り直接水か掛かることはありませんが、この場合の水というのは「結露」のことです。専門用語では「壁内結露(へきないけつろ)」と言います。結露が起こる条件は、“湿気”と”温度差”です。壁の中に入り込んだ湿気が、真夏や真冬に冷暖房を使用することで結露となり、構造材を濡らして腐らせます。

高性能住宅は、まず気密性を高めて壁の中に湿気が入り込むことを抑え込みます。また、断熱材で家の外側をしっかりと隙間なく囲むことで、壁の中で結露が起こらないように設計します。メープルホームが採用しているスーパーウォール工法では、全棟35年間の壁内無結露保証が付いています。つまり、35年後でも柱や床が腐る可能性が限りなく低く、従来の家よりもメンテナンス費用を抑えられるのです。

金沢の工務店メープルホームのスタッフ
金沢の工務店メープルホームのスタッフ

新築から30年以上経っても経年劣化が少ない高性能住宅は、資産価値が高い財産と言えます。ライフステージが変わり家を売却する場合も、従来の住まいよりもずっと良い状態で査定が受けられます。

POINT
その3
家族の健康を維持し、医療費を削減します

「健康と住宅の密な関係」で書いているように、冬温かく夏涼しい住まいでは住む人の健康に差が出るという統計が出ています。ヒートショックや熱中症といった温度に直接関係する疾患だけでなく、高性能住宅では他にも下記のような要因が関係して健康に良い言われています。

  • 冬でも室内での着衣量が少なく肌への刺激が軽減されるため、アトピー症状に改善がみられる
  • 毛布や厚手の布団の使用頻度が下がるためハウスダストが減り、アレルギー症状が軽くなる
  • コタツに座ったままになったり1つの部屋に閉じこもったりすることが減り、寒い家よりも冬の室内での運動量が多くなる
  • 冬、睡眠時に呼吸する空気が冷たくならず、肺や心臓への負担が軽減される
  • 家の中じゅうの温度差が少ないことで結露が起こりにくく、それに伴いカビ菌の発生が抑えられアレルギーのリスクが減る

さらには、慶応大学の研究室発表した論文によると「脱衣室の温度が2℃上昇すると介護期間が4年短縮できる」という驚きの研究結果が出ているそうです。この研究は介護する人・される人の精神的、金銭的負担だけでなく、国全体として毎年数十兆円と予算が組まれている医療費・介護費に着目しており、住宅の有り方が国の財政に大きく影響することまで言及されています。

これらの要因によって医療費・介護費を大幅に削減できるのが、高性能住宅の「お得」の一つと言えます。上の図の水色の部分「その他費用」の大部分がこの医療費・介護費です。家は建てて終わりではありません。家を建て、そこで暮らしていくことまでトータルに考えて「お得」になるのが高性能住宅です。

POINT
その4
金利優遇や助成金などの公的な補助を受けられます

令和2年10月に菅総理大臣が温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとする目標を宣言したとおり、エネルギーの使用量を抑え二酸化炭素の排出量を減らすことは、世界中が取り組んでいる大きな課題です。そのため、エネルギーロスを最小限に抑える高性能住宅は国や地域が促進する事業として補助金や減税の対象となります。

また、住宅金融支援機構が出している住宅ローン「フラット35」では、環境に配慮した住宅に対しローンの金利を優遇するといった制度もあります。

メープルホームではそれらの申請のご相談にも対応致しますので、お気軽にご相談ください。